江戸時代の友禅染の最高峰
重要文化財の「束熨斗文様振袖」
普段は
京都国立博物館に保管されている「束熨斗文様振袖」を
ガラス越しではなく
本当にすぐ目の前で
復元作品と2点並べて鑑賞できる貴重な時でした
(復元作品は
千總が二年の歳月をかけて復元したもの)
講師は
復元にも協力された
「染司よしおか」の吉岡幸雄氏
・・・平成の人間が
江戸中期の人間のパワーに追いつけない・・・
そんな言葉から始まった吉岡氏の語り
おそろしい色合い
植物染料の奥の深さ
じんじん伝わってきます
たとえば
「紅花地束熨斗文様振袖」という名前からわかるように
地の色は紅花染め
染めるのに10日間浸けたそうです
あえて当時のように小さい蚕からとった
短く細い糸から織られた
薄くやわらかく繊細な白生地に対する染めの限界
etc...
語れば溢れ出て尽きることがない
染めの専門家ならではのお話は
とても惹きこまれました
etc...
語れば溢れ出て尽きることがない
染めの専門家ならではのお話は
とても惹きこまれました
細やかな文様表現と雅な色彩