2017年12月13日

寺西家住宅と阿倍野長屋

以前から気になっていた文化財の見学会がありました
(建築士会主催)
 
 
大正デモクラシーの影響を受けた
寺西家住宅
日本初の登録文化財長屋である
阿倍野長屋
 

 
文化財所有者からその保存と活用について直接話を伺い
大正浪漫あふれる空間を見学
 
 
 
お庭も素敵な寺西家住宅
 
所有者の寺西興一氏と

ヘリテージマネージャー養成講座のときも
講師として登壇されてました
なつかしいです(*^^*)
 
 
 
長屋は宮大工さんによって
見事に改修され
モダンな店舗になっています
 
 
夏に浴衣イベントでお世話になりました♪
染織わただの和多田氏^^
 
嬉しいことに
今回は日本の伝統文化ということで
「和装」がテーマになっていて
きもののお話と
袱紗のワークショップ付きでした
 
 
戦後、高度経済成長期の急激な都市化によって
多くの歴史文化遺産(ヘリテージ)が
その建築史的・文化的意義や価値を十分認識されないまま解体され
人と自然や地形との関係性も失われてしまいました
 
その反省の上に1996年に文化財保護法が改正され
従来の文化財「指定」制度に加えて文化財「登録」制度が設けられ
やっといま
ヘリテージの保全・活用をめざした活動がアクティブになっています