2017年1月18日

阿古屋

シネマ歌舞伎「阿古屋」


玉三郎自身の監修、語りで
開幕までの舞台裏を追ったドキュメンタリーも付き
見応えありました

14歳のときに芸養子になる決断をし
坂東玉三郎を襲名して
「20歳までに 女形のすべてを身につけるように」
といわれ
その稽古と同時に
毎日のように琴・三味線・胡弓を練習

`そのすべてが この阿古屋につながっていた・・


3つの楽器の弾き分けをはじめ
立ち姿 その洗練された柔らかな舞い 気品に満ちたその美しさ

いつか阿古屋を継いでくれる人が出てきて欲しいと玉三郎が語っていましたが
玉三郎の阿古屋を観ていると
ここまでの芝居ができる女形はもう現れないのではと・・・
 
 
素晴らしい演目がどうか継承されますように