2017年10月18日

聴竹居...❤

大山崎探訪
・・・国宝茶室「待庵」と聴竹居・・・
 
 
以前から気になっていた憧れの聴竹居は
今年の7月に
重要文化財の指定を受けました
 
天王山の山麓にひっそりとたたずむ...
日本の近代建築の最高傑作ともいわれています

 
 

ひとたび
中に入ると...
 
凛としたたたずまいで とても心地良い
穏やかな気配としつらいで
細部に宿る鮮やかなデザイン
美しすぎる...❤
 
(内部の撮影もできましたがSNS禁止で載せておりません)
 
昭和3年竣工
藤井厚二氏の環境工学の知見が生かされている
環境共生住宅
 
千年後を意識する宮大工さんの手仕事による建てつけ
89年経った今も ひずみがどこにもない!
 
ル・コルビュジェの水平連続窓や
マッキントッシュの影響を感じる家具など
瀟洒でモダン❤とにかく素敵でした
 
 
`日本の住宅は 壮大で感動的な様子は持たない
ただ...
見るもの全てに慕われるような魅力がある’
                              by 藤井厚二
 
玄関横の石像
伊東忠太の影響も受けていた
 
 
この日は
JR山崎駅~妙喜庵(待庵)~離宮八幡宮
~聴竹居~宝積寺~アサヒビール大山崎山荘美術館
という行程でした
 
 
妙喜庵では
千利休の作で唯一現存する茶室といわれる
国宝「待庵」を見学できました(*^^*)
 
二畳隅炉のたいへん趣のある空間でした❤
後世の数寄屋は
これを模したものが多いそう
 
 
 
離宮八幡宮では
宮司さんの興味深いお話を聴講
 
平安時代にえごまの実をしぼる道具を発明し
油座の本所となった神社
お土産にくださった「油断大敵」お守り ^o^
 


 
宝積寺では閻魔さんたちとご対面♪

 
そして...
馴染みの風景が見えてきました
ラストは
アサヒビール大山崎山荘美術館へ
 
この美術館にはよく来るのですが
橡の木茶屋には初めて入りました
 
美しい竹林♪
篠笛になる竹だそう
 
「夢の箱」
 
もう
秋色に染まりはじめていました...❤