2014年2月17日

きもの文化検定 工房見学会③

ラストは
‘冨士工房’さんへ

着物の地色を染める「引き染め」や
「ぼかし染め」を
専門にされています


まず全体に糊付けする工程を経て
干してから

反物の端から端までを
20~30分以内に
刷毛で染めていきます

工房は
反物の各部分の温度差や風等による
乾燥差による色ムラを避けるため
冷暖房機等は使用できず
特に真夏は過酷な中の作業になるそうです


↑染めに使用する刷毛たち
カナダ産の鹿の毛


そんな中
職人さんが最も苦労するのは
色の調合だそうです

照明や光のあたり方による色調の違いや
面積による色の明度等の錯覚
(広くなるほど薄い色に感じるetc.)
イメージによる微妙な色の違い...


海外から憧れられているもの
結局は
その作品の背後にある
日本人の美意識の繊細さと奥深さ...


「一生‘丁稚(でっち)’です」
と おっしゃっていた親方のひと言に
その一端を垣間見た気がしました