2014年8月31日

2014 きもの学 ①

今年も「きもの学」始まりました

きもの文化の様々を
多角的に学べるセミナー


まずは
市田ひろみさん
「世界の民族衣装」
 
中国・ロシア・アジア諸国・北米・南米
アフリカ・ヨーロッパetc...

持参した世界地図を見ながら受講してみました
衣装を通して
世界を地球を一周かけめぐったよう
とても魅力的な講義でした


そして
安田多賀子さん
 
「きものは心の表現法」と題して
お宮参りから葬儀まで
人生の節目ごとの儀式のお話


講師は各分野でご活躍の方ばかりで
お話の内容はもちろん
滲み出る人柄や
お着物の着こなしなど
とても魅力的で素敵です

今年も
最前列で
受講がんばります
 
 


2014年8月27日

あをによし・・・

奈良の都

~王朝の雅~ 
特別講話 女性装束編

平安時代の宮廷ファッション
十二単成立の謎を解く講話


人類最初の衣服は
男性は縫わない袈裟式の衣服、女性は貫頭衣のような単


古代(古墳時代)には
左前が標準で、男性は袴で女性はスカートのようなもの
早くも裳(も)が成立

それから時を経て
平安時代・・・
単(ひとえ)に
内衣である袿(うちぎ)を重ね
TPOに応じ表着を着け
正装には裳・唐衣を着けるようになりました

着装の実演
 
  

脱ぐのは一瞬
「もぬけの殻」の語源
裳抜けの殻




通称 十二単(じゅうにひとえ)
装束の構成から言えば
裳唐衣装束(もからぎぬしょうぞく)
着用から言えば
女房装束(にょうぼうしょうぞく)



講話のあとは
宝物殿へ

特別公開中の
春日大社に伝わるファッションと絵巻
束帯や十二単はもちろん
舞楽・神楽の装束、美術品など
雅な世界に触れることができました
 
 


2014年8月20日

紬に角出し結び

ネイリストのMaiさん

職場のイベント`Japan Beauty’にて
素敵な紬に
和のお花の帯がモダンです

 

出張お着付けさせていただきました

最初は
綺麗な角をとったお太鼓をイメージしていましたが
お着付けの途中
帯が 「私を角出しに結んで」というので
Maiさんとご相談し
角出しに結ばせていただきました

角出し結びは
背中にあたる部分も少なくて
着ている方もお太鼓よりは楽チンです

イベントの準備でハードスケジュールのMaiさんの
体調にも
少しでもソフトに馴染むといいなと思いつつ

お着付けご依頼
ありがとうございました




私も今週のお稽古では
自分は角出しに結ぶ日が多いです

ひときわ暑かった今夏
みなさまも
楽に着て
夏の疲れがでませんように。。。