五重の塔と鹿 ふたたび



守る人の苦労やさまざまな工夫により
1250年もの間
良い状態で保管されてきた品々


「正倉院はシルクロードの終着点である」
という言葉とおりの
世界性を感じる宝物の数々を
鑑賞してきました


お茶席もあり
主菓子には正倉院文様の「花喰い鳥

」が


天平時代の衣装


鑑賞後
‘ならまち’の中川政七茶房で食べた
かさねのいろめパフェ

建築意匠もお庭も素敵でした

また来たいです


深みのある辛子色の
一つ紋付き色無地

で
ご親族の婚礼に行かれたTakayoさんの
出張着付けをさせていただきました

とってもキュートなお嬢さん二人


のヘアもされ
ご自身のヘアセットもされ

髪に散りばめたパールの白と
半衿の白がリンクして
とても素敵でした

重ね衿の色と
ネイルの色もお揃いで
お洒落

前日はご活躍されている
フルールティのイベントで
とてもお忙しかったはずなのに
すごいです

秋にピッタリのこの装いで
お祝いの席に
華を添えられたことと思います

お着付けご依頼
ありがとうございました

スタジオアリスのAkemiちゃんとの
練習会


私が振袖の帯結び

一つを伝授し
Akemiちゃんからは
新日本髪(子供仕様)を伝授してもらいました

Akemiちゃん
手早い&綺麗 さすがです



で 復習してみました


処女作なので 記念に撮影

やはり
ちょっと いびつになってるので

バレナイヨウニ
斜めからと横から撮影したのでした


奈良の薬師寺



‘凍れる音楽’という愛称の東塔が
修復中で
その水煙を展示中

その三重塔の頂にあった装飾を
間近で見ることができました

4枚からなる水煙には
24体の飛天が透かし彫りされていて

いま まさに
舞い降りた飛天

見学後は
以前から行きたかった松伯美術館へ


咲きほころぶ芙蓉の花の庭を通り抜け

エントランスへ

自然採光をふんだんに取り入れた建物も
素敵

特別展「女性たちの物語

」を開催中で

↑松園の大正4年作の‘花がたみ’
これは購入した絵葉書を撮影

したものですが
こんな風に
彩色前の下絵の段階でほとんど完成に近いこと
下絵だけでも魅力的

と感じる程の
素晴らしい表現力に
あらためて感動しました

昭和23年に 女性として初の文化勲章を受章した
上村松園は
その翌年にその生涯を終えています

今まで
綺麗な絵を描く人

という印象しかなかったのですが
美術館でその人の空気を感じることで
あらたな魅力に触れることができました