2015年10月29日

琳派 京を彩る

 
威風堂々たる
京都国立博物館



 
平成知新館にて
特別展覧会「琳派 京を彩る」


意外にも京都では初めての大規模な琳派展

まるで
琳派400年メモリアルイヤーの千秋楽を飾るかのような
見応えのある素敵さ

昔から
アヴァンギャルドで最高に雅な琳派のファンでしたが
わあ
やはり生でこれだけ揃うと
テンション上がりまくり


一番感動したのは
下絵は宗達、書は光悦の共作
鶴下絵三十六歌仙和歌巻

洗練の極みと
卓越したセンス


なにより
13.56mの全場面の初公開なのでした



宗達の風神雷神
光琳の風神雷神
抱一の風神雷神

謎の絵師 俵屋宗達の
とけこむような色使いの微妙さや
筆遣いのやわらかさ
大胆さ
表現力etc...
超天才ぶりに


お土産は・・・

風神雷神おたべ
右:風神雷神マスキングテープ(笑)


マニアックなお土産
西陣織の紋紙でつくられた栞

美術館を出たところで
西陣織の伝統工芸士さんが販売されてました~



 
after博物館...
秋を味わう一服



もはや時代を超えてしまった
琳派というモダン

雅なルネサンス

光悦 & 琳派に 乾杯
 


2015年10月25日

神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館にて

 

特別展示
「日本衣装絵巻―卑弥呼から篤姫の時代まで」


テーマは「染織祭」

1931年(昭和6)から20年間だけ執り行われた
京都の葵祭・祇園祭・時代祭にならぶ
「京都の四大祭」のひとつ

戦争によって幻となった祭

古墳時代から江戸時代の女性衣装が

染織職人の方々の匠の技で復元され完全再現

8時代100領が一堂に
(領=昔の衣装の単位)


(笑)
バーチャル衣装体験コーナーも

国内美術館で初
「着せかえサイネージシステム」



ここでの着物がテーマの展示は2年ぶり
「涼をよぶロマンキモノ展」(←懐かしいブログ)
以来の開催




お着物で行くと入場無料
見応えたっぷりの魅力あふれる展示会です