2014年3月11日

3・11 復興支援チャリティー能

大槻能楽堂にて

大阪地区の能楽師有志により
震災のあった2011年から始められ
今年で4回目の
「東日本大震災義捐能」鑑賞してきました



大槻文蔵氏による能「東岸居士」
半能「石橋」
舞囃子「忠度」「海士」「胡蝶」
仕舞、狂言、一調・・・
約4時間半の贅沢な舞台

ラッキーなことに
脇正面の最前列で鑑賞出来たので
演者さんを間近で見れて
音楽も近く感じられ
臨場感たっぷりでした


でも...演者さんに近いということで
仕舞より
着物や袴の着こなしに
つい目がいってしまう

プロばかりの中にあっても
より冴えている演者さんほど
袴の着付けも より丁寧なように感じられたのは
気のせいでしょうか。。。



2時46分には
舞台側と客席側の全員で
黙祷を捧げさせていただきました

「石橋」の獅子達
跳び回っていましたが
基本的に お能は摺り足で歩くので
鎮魂の意味合いを含んでいると聞いたことがあります。

能という芸術が持っている祈りと
鎮魂の願いをこめて。。。

入場料全額は被災地に届けられるそうです


終演後の大槻能楽堂内

この日は すべての舞台を終えた後なら
撮影OKとのことでした