2013年3月30日

フェスティバルホール あらたに


旧ホールの開場日(1958年4月3日)と日を同じくして
来月4月3日にオープン
   杮落としは4月10日


  
‘天井から音が降る’
と評された旧ホールの響きを更に深めた音響性能

レッドカーペット・シャンデリアなど
旧ホールの記憶を繋げています


   
ホールに来てまず手に触れるドアの取っ手は
アフリカの打楽器に使う木材を使用
重厚なドアがその重さを感じさせないのは
ドイツのドア技術から。

客席の椅子材はベニスの桜の木
客席の床材にはローズウッド
ローズウッドはヴァイオリン・クラリネットなど
様々な楽器に使われる木で
ホール自体が楽器となるべくして設計されているそうです
なんて素敵なんでしょう

内外装壁のレンガもお洒落です。
手作業!で あえてデコボコに積むことによって
陰影をもたらしています。
国産のレンガをなんと22万個使用

   

ホールの上は昨秋竣工したフェスティバルタワー
高さ200mという数字は航空法による制限いっぱいで
     (場所により異なる)
近い将来
西側にもう一棟同じ高さのタワーを建築し
ツインタワーのような景観になる予定とのことです。

一番最後の画像は
13階のメガトラスの溶接部分
国内トップクラスの技術を持つ職人さんの苦労の跡を
あえて残したそうです。

見学会はいつも感動
クラフトマンシップに弱い私です